私の想い

死なせない!そのためには
死なせない!そのためには 写真

 市内の中学生が自殺してから3ヶ月が経ちました。教員研修や庁内委員会での検証が行われています。「虐待に対する感度が低かった」と釈明されましたが、感度の低さは虐待に対してだけでしょうか?
首を傾げてしまうような学校の対応を耳にします。今、先生方には一人ひとりの子どもと向き合う時間が充分にありません。子どもの貧困もますます厳しさを増すなかで家庭環境にも気を配る余裕がないのです。教育現場と福祉をつなぐ専門家・スクールソーシャルワーカーを一刻も早く配置するべきです。あわせて、市民全体の感度を上げていくためにも子どもの権利条例の制定作業を再開し、家庭でも地域でも学校でも「子どもの権利」が守られる西東京にしていきましょう。

介護に疲れていませんか?
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 ケアの必要な家族や近親者、知人、隣人などを無償でケアする人をケアラーと呼びます。
 介護の真っ只中にいる人が、気持ちをほぐしてお話したり情報交換したりできるケアラーズカフェが市内にも少しづつオープンしています。地域包括支援センターでも介護者の家族会の取り組みが始まっています。来年度スタートの介護保険事業計画(第6期)に介護者支援も位置づけられる見込みです。
 西東京市の高齢化率は約22%、5人に1人が高齢者の時代。今後ますます介護される人もする人も増えていきます。介護が家庭の中に押し込められたり、家族の負担だけが大きくなることがあってはなりません。住み慣れた家で暮らし続けたい。その願いを叶えるためにもケアラー支援が重要です。

母として思うこと
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24年前、長男が生まれた際に閉塞感や想像していたよりもずっと思い通りにならない子育てに直面しました。
一緒に子育てを頑張ったり楽しんだりできる仲間を作ることもままならず、離婚や長男との別居も経験しました。
再婚し、長女が生まれ西東京で子育てをしようと思ったのは「少しは土地勘がある。通勤にも便利。」くらいの気持ちでしたが、公民館活動を通して共に子育てをするかけがえのない友人を得て、幼稚園・学校・学童と娘の成長と一緒に友人も増えています。
友人たちやパートナーのおかげで私は幸せな子育てをしていると実感しつつ、議員という仕事を通して孤独だったりしんどい子育てをしている人がたくさんたくさん地域にいることをリアルに感じます。
どの子も自分自身の力を発揮しながら伸び伸び育てる環境をつくること。それと共に子育て中のパパママ、じいじばあばが安心して子育てできる環境を整えていくことに力を尽くします。